2019.03.14
大学時代、バリに行きました。一緒に行ったメンバーは当時仲が良かった大学のバレーボールサークルの友人で、男3人女2人の計5人でした。季節は3月の中旬。日本はまだ少し肌寒い季節でしたが、バリは常夏ですのでとても暑かったです。目的は卒業旅行で、仲の良かった友人たちと大学時代の最後の思い出を作ろうというものでした。社会人になった今でもその友人たちとは仲が良く、定期的に食事に行ったりしています。先日もホリデー 日帰り旅行にメンバーのひとりと一緒に行ってきました。その時もこの旅行の話で盛り上がり、私たちにとって最高の思い出だね、と話しました。
バリでは、タナロット寺院やクタビーチ、タマンウジュシ宮殿等の観光名所を訪れました。タナロット寺院の夕暮れはとても綺麗で、ちょうど干潮も重なり寺院の近くまで行くことができました。クタビーチでは、マリンスポーツを楽しみました。シーウォークでは浅瀬の海を潜って歩くことができ、魚たちを間近で見ることができました。またジェットスキーを自分一人で運転することもでき、日本では中々できない体験でとても楽しかったです。
バリの食事は少し味が濃いですがとてもおいしかったです。トロピカルフルーツもとてもおいしいです。個人的には月並みですがナシゴレンにめちゃくちゃハマりました。味が濃いのでついついお酒も進みます。気温も高いのでビールが大変美味しかったです。
バリで面白かったことは、パラセーリングとラフティングです。パラセーリングについては、おそらく日本では体験できないような高さまで空を飛ぶことができました。本当にドラゴンボールの武空術の世界です。空からバリの街並みを一望することができ、二度と体験できないような事に心が震えました。天気も雲一つない快晴であったのも幸いしました。鳥になった気分であの高さから見た景色は一生忘れないと思います。
バリのラフティングは、豊かな大自然を満喫することができました。私たちが行ったところは比較的初心者向けのところでしたが、急カーブがあったり滝があったりする等のスリリングなところも多くあり、非常に楽しむことができました。なだらかな所では、水に飛び込んで泳ぐこともできました。またコースの途中でビール等を買うことができ(というか、現地のインストラクターの方にめちゃくちゃ勧められます)それを飲みながらラフティングするのも最高でした。バリは様々なアクティビティを楽しむことができるので、アウトドアが好きな人には本当におすすめです。
5人ともあまり海外旅行に行った経験もなく、外国語もしゃべることができないのでそこは少し不安でした。また、夕食を食べに夜の繁華街に出たときは怖かったです。まず、タクシーに乗りましたが何を言っているのかわからず運転も荒かったです。何とか目的地につくことはできましたが、どう考えても料金が割高でぼったくられました。やはり日本人という事でなめられる部分はあるようです。目つきも怖いし交渉して他の仲間が来たりするのも面倒でしたが、少し値下げするように伝えると案外素直に下げてくれたのでその金額で支払いました。
バスに乗った時も感じましたが、バリは運転が荒く(というか、車間距離が非常に近く追い抜きもバンバンします)日本人の感覚では怖く感じると思います。走っている車も皆ボコボコに傷ついていました。また、バリはスリも多いらしく町の人々がじろじろ見てくるのがとても怖かったです。この旅行ではありませんが、知人がバリでスリに遭い、携帯を盗まれたことがあるようです。空港などでも注意が必要とのことでした。それ以降私たちはあまり夜はうろうろしないようにしていましたが、やはり知らない海外の夜の街を出歩くのはとても怖く感じました。
2019.03.08
9月に私と妻の2人で沖縄へ3泊4日で旅行に行きました。夫婦共働きだったのですが、3連休(土・日+敬老の日)+1日有給をお互いとることが出来、出発の2週間前を切っていましたが、飛行機もホテルも取ることが出来たので、思い立っての旅行でした。2人とも2回目の沖縄旅行で、出発直前までバタバタと慌ただしく、下調べや現地での計画等を立てることもせず、最低限必要な手配のみ済まして、あとは現地で考えようというプランでした。そのせいか、那覇空港に降り立つまで沖縄旅行という実感があまり湧かない不思議な感覚でした。
前に計画を立てない行き当たりばったりの旅だったので、その時々の「やりたい!」と思ったことをガイドブックやスマホで施設検索し行くというスタイルでした。具体的には、宿泊先のホテルを拠点として、その周辺エリアをレンタカーで探索するというスタイルでした。
ホテルは、恩納村付近のコンドミニアムのようなホテルに2泊し、最終日は那覇市内のビジネスホテルに1泊しました。主に訪れた観光地は、前回訪れなかった(あまりメジャーでない)所ばかりで、中でも印象的だったのは、ネオパークオキナワ(名護市)という動物園です。夫婦ともに動物が好きで訪れたのですが、まず驚いたのが展示してある動物との距離感が近いこと。入口から入るといきなり、鳥の群集が お出迎え。人との間に仕切り等もなく、鳥のテリトリーにヒトが入っていくという感覚がとても新鮮でした。
続くゾーンも、動物との距離感が非常に近く、かなり野性味あふれる雰囲気を楽しむことが出来ます。また、休日にも関わらず、とにかく人が少なく、のんびり快適に園内を巡れたのも良かったです。空いてるとは言っても、施設がショボいという訳でもないので得した気分でした。
とにかくのんびりしたいというテーマだったので、急かされることなく食べて・遊んで・休んでを繰り返す贅沢な時間でした。朝はゆっくり起きて、ホテルの回りを散歩して、遅めに朝食を食べて、気ままにレンタカーでドライブしながら観光を楽しみました。加えて、私が住んでいる、9月下旬には気温10℃前後にまで冷え込む北海道からすると、20℃後半の暖かい沖縄の空気に包まれるだけで幸せを感じることが出来ました。海辺のカフェで何をするでもなくボーっとしてみたり、混んでいる時間帯を外したショッピングモールをゆっくり散策してみたりと、せっかく沖縄に来たのだから、あれもこれもと欲張らない楽しみ方が出来ました。
沖縄自体がそれほどの広いわけでは ないので、島内の移動時間はそれほど取られないというのも大きかったと思います。3泊4日という日程でしたが(本当はもう1泊したかったのですが)、島のゆっくり流れる時間というものを少しだけでも体験出来た気がして嬉しかったです。
ハンバーガーチェーン店の駐車場にレンタカーを停めて、店内で食事休憩をしていたのですが、1時間程して出発しようと車に戻ると、助手席側のドアの側面に石のような物でつけられたひっかき傷がつけられていました。恐らく、心無い人のイタズラだったと思うのですが(故意に傷付けられた様でしたが、それまでに特にトラブルがあったわけでもありません)、とても気分が滅入ってしまいました。
レンタカーなので修理費用を請求されたりしたら嫌だなぁと思いつつ、すぐにレンタカー会社に連絡したところ「警察に届け出」をしてくれということで、警察に連絡。現場の確認をしてもらい、届け出確認書類を作成してもらいました。不幸中の幸いで、免責の保険はかけて いたのですが、NOC(休業補償)2万円を支払うハメになり、旅行気分を台無しにされてしまいました。2万円あったらもっと美味しいもの食べたり、お土産をたくさん買い込んだり出来たのにと思うと本当に悔しかったです。
2019.02.28
大学時代の友人4人でグアムに夏頃、といっても8月終わりに行きました。元々は、沖縄に行こうと計画していましたが海外経験がない私たちは、どうしても海外に行きたいという一心で最もお金のかからないグアムに計画変更をし、行きました。一つの目標として、オーシャンビューを眺めながら、マリンスポーツをし、常夏のビーチで浅黒くなるまで遊ぶことがみんなの目標でした。そして、もう一つの目玉が、射撃場へ行きゲームやモデルガンでしか触ったことのない実銃を射撃することでした。
観光場所としては、G.O.S.R.(グアム、アウトドア、シューティング、レンジ)で、参加したベーシックEコースというものでした。これは、グアムに行かないと体験のできないアクティビティーでとてもドキドキ、ワクワクでした。私は、サバイバルゲームが好きで、よくモデルガンを撃ったりはしていましたが、実銃を撃つのは初めてで、やはり全くの別物でした。手がじんわり痺れる感覚は、今でも忘れられません。
宿泊したのは、フィエスタ・リゾート・グアムというホテルで、食事はそこの近くのサムライ・シーフード・ステーキ・ワインというところで食べました。海外の食事のボリューム感に圧倒されながら、ロブスターやステーキ肉などをワイルドにかぶりついていました。言うまでもなく、最高においしかったです。
私たちの一つの目標として、グアムでオーシャンビューを眺めながら、マリンスポーツをし、常夏のビーチで浅黒くなるまで遊ぶことというのがあったのですが、実際現地に着いてみると、曇りのち雨、初日は移動だけの予定だったので、今後持ち直してくれればいいと気軽に考えていましたが、1週間滞在したうち晴れたのは、最後の移動日一日だけでした。
全く焼けることなく帰ることになったんですが、予定していたマリンスポーツは曇りや、小雨程度であれば問題なく実施していただけたのでグアムを満喫して帰ってくることができました。今では悪天候だったのも笑い話です。誰か雨男がいたのでしょう。
また、ホテルの近くにあるコンビニエンスストア大阪というショップでは、日本人のご夫婦がお店を切り盛りしていて、少し片言の日本語で案内していただけます。初めての海外だったので、英語も不安しかありませんでしたが、日本語で話が通じるのはとても助かりました。気さくなご夫婦で、おすすめのお土産や、日用品、お店等も教えていただけたので助かりました。
旅行中、困ったなと思ったことは、やはり現地の方からすると旅行客だということが一目でわかるため、集りや高額な請求がありました。そういったものに日本であったことがなかったため、対処に困りました。というのも、予約していたアクティビティーをするために、現地に向かわなくてはならず、移動手段としてタクシーを利用する機会が多くあったのですが、日本では考えられないほど高額な料金を言われ、さすがにこれはおかしいと気づいたため、アクティビティーの現地にいた日本人スタッフの方に話を通してもらい、事なきを得たことがありました。あの場にスタッフの方がいなければあのまま払わなければならなかったのかと考えると、とても困りました。タクシーは流しを使用せず、ホテルで呼んでもらった車を利用した方が良かったです。英語が話せれば文句の一つも言えたのですが。
そのあとは、特に高額な請求というのはありませんでしたが、一部のこういった行動で、グアムのイメージが変わってしまうは、とても恐ろしいものだと感じました。グアムは、日本人旅行客の方が多く、こういった経験があまりない人も多いと思いますので、ぜひ注意して旅行を楽しんでいただきたいと思います。
2019.02.26
11月、友人と二人でフィンランドのヘルシンキに行きました。夏のベストシーズンと冬のクリスマスシーズンの間で時期的にもオフシーズンだったのですが、なぜか飛行機の予約がいっぱいで、特に人気のフィンエアーマリメッコ便は予約が取れず、辛うじてJALで予約を取ることができました。帰国してから知ったのですが、ちょうど同じ時期フィギュアスケートの羽生結弦選手が、ヘルシンキで行われたグランプリシリーズフィンランド大会に出場しており、その応援観戦で来た日本の団体ツアー客とバッチリ重なっていたようなのです。さすが氷のプリンス!ファンのパワーも半端ないなと感心しつつ、同じヘルシンキの空気を吸えただけでも満足しました。
フィンランドは2回目でしたので、今回は前回行かなかったところへ行ってみようということで、一日目は路線バスを使ってポルボーまで行きました。レンガ色の倉庫群を散策したり、F1のミカ・ハッキネン選手が結婚式を挙げたという教会に行ってみました。二日目は電車でガラス工場イッタラへ行き、実際にガラス製品を作っている工場を見学しました。イッタラの敷地の中にあるkulta・suklaaというチョコレート屋さんに寄って試食させてもらったチョコレートが美味しくて、普段板チョコなんて滅多に食べないのですが、結構大きくて分厚い板チョコをホテルに帰ってから一晩で食べきってしまいました。フィンランドはコーヒーも美味しいのでついチョコレートも進んでしまいます。
滞在中はホテルの朝食ブュッフェが種類も豊富で美味しかったので、ほとんどそれ一食で足りていて夜はスーパーで軽くおつまみとお酒を買う程度でした。最後の夜は奮発して予約もせずちょっと高級そうなレストランに飛び込みました。
メニューはフィンランド語と英語ですがやっぱり分からなくて悩んでいると、お店の方がフィンランドの郷土料理だからと言ってトナカイのローストをお勧めしてきたので思い切って頼んでみました。それがびっくりするほど美味しくて感動しながら食べました。特に、友人はお肉も魚も苦手で一体普段何を食べているのかとよく聞かれることがあるくらいなのですが、「もし今度そう聞かれたらトナカイなら食べられるって言おう」と言ってお酒をお代わりしながらニコニコしていました。
帰りの飛行機は追加料金を出してプレミアムエコノミーにしました。足も伸ばせてシャンパンを飲みながら優雅に帰国しました。ハプニングもありつつ、びっくりしたり迷ったりしながらでとても楽しい旅になりました。
前回、帰国日の日にちと曜日を勘違いして覚えてしまい飛行機に乗りそびれ予定よりも一日多く滞在してしまいました。もちろんホテルの方もとても親切に対応してくれ空港野宿にならずに済んで本当に助かりました。そのことを踏まえて今回は毎日帰国日を確認していました。今回の旅ではレンタカーを借りて郊外へ行く計画もあり、出発前に国際免許を取得していきました。私はクレジットカードを持っていなかったので(今の時代に遅れているにもほどがありますが、やはり必要なのだと思い知り帰ってから作りました。)友人のカードを使うはずが、PINコードは忘れているは、ようやく思い出したと思ったら、レンタカー代を払うと限度額を超えてしまうというエラーが出て使えず、結局海外で運転するという目的は果たせませんでした。
担当のお兄さんは『カード会社に電話してみたら?」とか「銀行は?」など聞いてきてくれてはいたのですが、どうしようもなく本当に申し訳なかったなと思います。フィンランドの人はお店でもホテルでも駅でもどこへいってもみんなとっても親切で、言葉がわからなくてイライラされるということが全くなかったです。
2019.02.25
会社の夏休みの10日間を利用して、当時まだ恋人だった現在の旦那と一緒にカンボジアとベトナムに行きました。お互いに旅行が好きで付き合いはじめてちょうど1年くらいだったので、せっかくだから海外に行こうという話になり、アンコールワットがあるカンボジアに行くことを決めました。カンボジアだけで10日間だと時間を持て余すと思い、ベトナムも行き先に追加しました。お盆のシーズンだったので現地はとても暑かったですが、日本人も少なくてのんびり観光できてとてもよかったです。
カンボジアではシェムリアップに滞在してアンコールワット周辺の遺跡巡りをしました。オプションツアーなどは付けずに、自分たちでトゥクトゥク(バイクタクシー)を捕まえて、滞在する3日間の間、周辺の観光や遺跡を案内してくれるドライバーさんを見つけました。アンコールワット、タプロム、バイヨンなどを回り、空いた時間でシェムリアップから少し離れたトンレサップ湖というところにも連れて行ってもらい、現地のボートツアーで水上生活する人たちも見に行きました。
ベトナムではホーチミンシティに滞在して、戦争証跡博物館などを歩いて回りました。滞在した4日のうち1日は現地のツアー会社にてメコン川のボートツアーに申し込んで川下りもしました。
ベトナムでメコン川のツアーに参加した時、現地のツアー会社を通じて申し込んだため日本人参加者は私たちだけで、あとは海外の観光客の方達でした。わたしは英語が得意でしたが旦那は英語が出来ず、ツアー中の案内もほとんど雰囲気だけで楽しんでいたようです。メコン川は言い方は悪いですが泥水の様な見た目をしており、途中でとまった村で魚の丸揚げランチが出てきた時は食べるのにかなり抵抗がありましたが、思いのほか泥臭さは全くなく気づいたら完食してしまいました。
ツアーの中でボートに分かれて川下りをする際に、わたし達はニュージーランドから来ていた夫婦の方と一緒になりました。年配のご夫婦でしたが、英語がわからない彼のためにゆっくり話しかけて、ニュージーランドの事をたくさん話してくれました。わからないながらにコミュニケーションを取ろうとする彼を見て、とても頼もしい気持ちになったのが印象的でした。旅行を通じて日本では見られない彼の一面も見ることが出来て、とてもいい経験になりました!言葉がわからなくても感じ取ろうとする姿勢が大切だと思います。
旅行全体はとても楽しかったのですが、ホーチミンシティについた初日にバイクタクシーのボッタクリに会いました。ホテルにチェックインして街歩きしようと外に出たら日本語で話しかけられ、今までたくさんの日本人を案内してきたということで感謝の言葉の寄せ書きがされているフォトブックの様なものを見せられました。2人で1時間10ドルでいいとのことだったので、悪くないなと思いバイクに乗せてもらって卸売市場やバインセオが美味しい店など連れて行ってもらいました。
途中でコーヒー豆屋さんにも連れて行かれ、試飲したのがとても美味しかったので購入しましたが、後から現地でコーヒー豆にしては法外な値段だったとわかりました。3時間程度町を案内してもらい、最後にベトナムドンで言われたお金を払ったのですが、言われていた30ドルではなく計算すると60ドル程度でした。ベトナムに着いたばかりで現地通貨の計算がちゃんと出来ていなかった自分たちのミスですが、とても悔しかったです。カンボジアではトゥクトゥクの運転手さんがとてもいい人で仲良くなることが出来たので、ベトナムでも信用しすぎてしまいました。ちゃんと交渉しておけばよかったと少し悔しい思いをしました。